BacklogのURLパラメータを、Keyboard Maestroのタイムスタンプ機能を使って生成してリンクを開く方法
Backlogを使用して課題の管理をしているのですが、よくある操作として「この1週間に何を対応したのか振り返りたい」と思うときがあります。
そんな時にBacklogの「フィルタ」機能を使って、「更新日」の日付を1週間前に指定しています。
ただ、毎回更新日の日付を設定するのが面倒になったので、Keyboard Maestroを使ってすぐに1週間前の対応課題一覧のページを開けるようにしてみました。
フィルタ機能のURL
Backlogのフィルタページへ移動して、必要情報を入力していくと、URLが変わっていくのが分かります。
このようにURLに必要な情報を持たせて、そのリンクを開くとデータが反映されたページになる仕組みを「URLパラメータ」と呼びます。
「…」の部分は省略していますが、日付の「更新日」の部分を設定すると、「condition.updatedRange.begin」の部分が下記のようなURLになっています。
https...&condition.updatedRange.begin=2019%2F07%2F15&condition.updatedRange.end=&...
今回は更新日を「2019/07/15」にしたので、ちゃんとURLにも「2019」「07」「15」が反映されていますし、この部分を変えてリンクを開くと、ちゃんと更新日も変化します。
Keyboard Maestroのタイムスタンプ機能を使う
あとはこのURL内に、1週間前の年月日が入力されるようにKeyboard Maestroのタイムスタンプ機能を埋め込みます。
タイムスタンプ機能に関しての詳しい説明は過去記事をご覧ください。
今回は下記の3つのタイムスタンプを「2019」「07」「15」の部分にペーストしていきます。
出力 | タイムスタンプ |
---|---|
年 | %ICUDateTimeMinus%7%Days%yyyy% |
月 | %ICUDateTimeMinus%7%Days%MM% |
日 | %ICUDateTimeMinus%7%Days%dd% |
https...&condition.updatedRange.begin=%ICUDateTimeMinus%7%Days%yyyy%%2F%ICUDateTimeMinus%7%Days%MM%%2F%ICUDateTimeMinus%7%Days%dd%&condition.updatedRange.end=&...
Keyboard Maestroのマクロを作成する
Keyboard Maestroの「New Google Chrome Tab」アクションを設定して、先ほど作成したURLを貼り付けます。
これでこのマクロを実行すれば、タイムスタンプ機能が実行されて、1週間前に更新したタスクが一覧で見れるようになります。
まとめ
このように、タイムスタンプ機能を使うとURLパラメータ内の日付を、日によって変更してリンクを開けます。
Backlog以外でも使えるので、色々試してみると日々のちょっとしたことが更に便利になりそうです。