WebDesigner's Memorandumウェブデザイナーの備忘録

Figmaでデザインデータを整理するときに役立つプラグイン「Clean Document」

Figmaでデザインデータを整理するときに役立つプラグイン「Clean Document」

デザイン作業をしていると、デザインデータがごちゃついてきます。
今回はデザインデータの整理に役立つ「Clean Document」についてまとめておきます

Clean Document

Clean Document

Clean Documentはデザインデータをキレイにするための下記機能が備わったプラグインです。
どれも手作業でやるのは面倒なことですが、一瞬でできます。

  • 非表示のレイヤーを削除
  • 1つの要素だけのグループを解除
  • レイヤーの位置やサイズを整数にする
  • レイヤー名を自動でテキストに合わせる
  • ページレイヤーの並び変え

インストールするとメニューバーに[Plugins]→[Clean Document]が追加されます。

基本的な使い方

メニューバーの[Plugins]→[Clean Document]→[Clean Layers]でレイヤー回りの操作ができる「Clean Document」パネルが表示されます。
もしくは、[Plugins]→[Clean Document]内に機能が揃っていて、選択した項目の機能が適用されます。

[Plugins]→[Clean Document]

レイヤーの整理

「Clean Document」パネルを表示して、使用したい機能にチェックを入れて「Clean Layers」をクリックすると実行できます。
ちなみに、通常はページ全体に適用されますが、要素を選択していれば選択要素にのみ適用されます。

[Plugins]→[Clean Document]→[Clean Layers]

項目機能備考
Delete hidden layers非表示レイヤーを削除 
Ungroup single-layer groups1つの要素だけのグループを解除 
Make pixel-perfectレイヤーの位置やサイズを整数にする 
Smart rename layersレイヤー名を自動でテキストに合わせてリネームする「Ignore layers named」に無視したいファイル名を
入力すると無視されるようになる
Smart sort layersページ内の座標に合わせてレイヤーを並び変える 
Skip locked layersロックしているレイヤーは上記機能をスキップする 

「Ignore layers named」は正規表現も使用可能で、デフォルトは「^@」が入力されていて「先頭に@がついているレイヤー」はリネームが無視されるようになっています。

ページの整理

[Plugins]→[Clean Document]→[Sort Pages by Name]を選択すると、ページの並び変えを名前順に並び変えてくれます。

著者について

プロフィール画像

サイトウ マサカズ@31mskz10

1997年生まれ。2016年から専門学校でデザインについて勉強。卒業後は神戸の制作会社「N'sCreates」にウェブデザイナーとして入社。このブログでは自分の備忘録も兼ねて、ウェブに関する記事や制作環境を効率的に行うための記事を書いています。

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