Sketchの図形周りの基本操作|図形の作成方法から描画に関する細かい部分まで
今回はSketchの図形関連の操作についてまとめておきます。
図形描画系のツール
図形描画系のツールは下記の4つになります。
ツール名 | キー | 内容 |
---|---|---|
長方形ツール (Rectangle) | R | 長方形の作成ができる |
楕円ツール (Oval) | O | 楕円の作成ができる |
角丸長方形ツール (Rounded) | U | 角丸長方形の作成ができる |
三角形ツール (Triangle) | 三角形の作成ができる | |
スターツール (Star) | 星形の作成ができる | |
多角形ツール (Polygon) | 多角形の作成ができる |
直線ツールと矢印ツールは、ツールバーの同じカテゴリ内に入れられていますが、性質が「Vector」や「Pencil」に近いので今回は省きます。
図形描画の基本
まずは長方形ツールに切り替えましょう。
切り替えた状態でフレーム上をドラッグアンドドロップすると、長方形が作られて、マウスを離したタイミングで選択ツールに自動で切り替わります。
shiftを押しながらドラッグアンドドロップすると、縦横の比率が変わらないまま図形を描画できて、正方形が作れます。
optionを押しながらドラッグアンドドロップすると、ドラッグ開始位置を中心として図形を描画できます(shiftとoptionの併用で、ドラッグ開始位置を中心にして正方形描画も可能です)。
他にも図形描画途中でマウスを外さずにspaceを押すと、押している間は描画中の図形を移動できます。
図形編集の基本
選択ツールで図形の縦・横・斜めの端をドラッグすると、それぞれの方向に図形のサイズを変更できます。
このときもshiftを押しながらで比率を変えずに変形、optionを押しながらで中央を中心に変形できます。
また、斜め端の図形の内側にある白丸をドラッグすると角丸にできます。
ちなみにこのときcommandを押しながらで、選択した角だけを変更できます。
図形ごとの特徴
基本的な動きはほとんど一緒ですが、図形ごとの特徴をまとめておきます。
長方形と楕円と角丸長方形
長方形の場合は、四隅にある白丸をドラッグして角丸にできます。
正方形を作成して角丸にすると見た目上は円形にもなります。
楕円の場合は白丸は表示されず、Figmaのように円の開始位置や終了位置の選択もできません。
角丸長方形に関しては、長方形の最初から角丸が付いているパターンなだけで、長方形とあまり変わりありません。
そのため、基本的に長方形ツールばかり使うことになります。
三角形ツール
他のデザインアプリケーションでは多角形ツールの角数を3つにすることで三角形を作成することが多いですが、Sketchの場合は三角形ツールとして独立しています。
機能としては三角形が作れるだけで、どの方向からドラッグしても、同じ向きの上真ん中に頂点が来る三角形が描画されます。
スターツール
ドラッグすると星形の描画ができます。
右上の「Center distance」で真ん中の点の位置を指定して、「Points」で頂点の数を指定できます。
多角形
ドラッグして多角形(デフォルトは五角形)の描画ができます。
右上の「Points」で頂点の数を指定できます。
指定できる数は「3」以上で、三角形や四角形(長方形)も一応つくれます。